新年おめでとうございます。
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお付き合いいただければ幸甚に存じます。 この数年毎年強く感じていることですが、「年月の経過は何と早いことか!」という思いです。 写真を撮るようになって、特にその想いが強くなりました。 春が来れば、北海道特有の淡くて空気にさえ溶け出してしまいそうな白樺や唐松林の緑を「撮りたいものだ!」と思いますし、夏が来れば爽やかに拡がる広大な北海道の大地が「ものに出来ないか?」そんなことに思いをめぐらせ、秋の紅葉、冬の吹雪、季節それぞれの情景を追いかけていると一年はあっと言う間に通り過ぎてゆきます。 「良い写真が撮りたい!」と言う思いは、撮影に出かけて現場でカメラを構えているときだけではなしに、むしろ自分の部屋でカメラのメンテナンスなどをしているときの方が強いように思います。 古い友人で心おきない者たちに良く言われます、「お前さんさんはカメラで写真を撮るよりも口で写真を撮っている」などと憎まれ口を利きますが、その時は猛烈に反論をするものの自分自身心の中で半分は納得しているようなところもあります。 一年中心の中では、その季節、その季節の情景を追いかけている割には実際に撮影現場に足を運んでいません。 今年は口で撮る写真も然ることながら身近なところに被写体を求めてカメラで撮る写真を多くしたいと思っています。 さっぱり更新しないブログで訪問していただく方々には恐縮千万ですがご容赦いただきたいと存じます。 本年もよろしくお願いを致します。 <写真をクリックすると大きくなります> 札幌市北区あいの里の札幌大橋を渡って一番目の信号を左折すると左手に長い防風林があります。 北海道、いたるところに防風林はありますが、これほど長い防風林はめったにありません。ここは石狩川の河口に近い場所、石狩川から吹き上げる烈風を遮る役目を負った林なのでしょう。 今は黒々とした一本の線ですが、春の芽吹きの頃は鮮やかな緑の線に変り、北海道独特の春の風情を演出します。 真っ白な雪原に線を引いたように伸びる防風林が撮りたくてこの場所を訪れました。この日は雲の流れが急で今吹雪いたかと思うと雲の切れ間から太陽が顔を出すと言う誠にめまぐるしい天気でした。 一時吹雪が止んで太陽が顔を出すと風景は一変してたおやかな大地の顔になります。 これも、ほんの一瞬現れた白い大地と真っ青な空です。 もちろんこんな空は街中では見ることは出来ませんが、街中ではなくても車でほんの15分か20分も行けばこんな風景に出会うことが出来る札幌市と言う街は、やっぱり特別な都市のような気がします。
by ebataonnzi
| 2011-01-07 16:06
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季節の写真と文章
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